春の詩
書道正師範講座も終盤になって参りました。
講座の課題の他に展覧会の作品もいくつか準備しなくてはならない忙しい今日この頃ですが、今回はそれらとは別の漢字条幅の月例課題というものがやっと仕上がったのでご紹介します。
用紙:半切(はんせつ)
書体:行草体(行書と草書を混ぜ合わせて書かれたもの)
本文:両岸晩風黄鳥樹 一坡春水白鴎天
作者:高啓(中国明代の人)
意味:川の左右には花の木を晩風が吹いて鶯が鳴き、堤には春水が満々として白鴎はそこに舞いとんでいる。
書いていると穏やかな春の場面が浮かぶようで、ごたごた続きで今年もあまり春を楽しめないこの時世には上の春の詩を書くだけでも癒されます。
2行目の2文字目と3文字目にある「春水」を書くのが好きでした。
「春」を大きく、かっこよく書けるか否かが腕の見せ所。
でも初めは1行目の連綿が上手くいかなく、なかなか2行目までたどり着けなくて苦戦しました。それでも練習をすればそれなりに形になるものだ・・・めでたしめでたし・・
しかーし、
最後の落款(印のこと)が少し曲がった!!最後まで集中できるようにならなければなあと反省です。
さあ課題や展覧会の準備をしなくては、とその前に・・・
ポムポムプリンのデザートをゲットしたのでコーヒーで一休み!!
休み過ぎないよう頑張ります。
See you!