正師範免許取得を目指して②

書道正師範講座も中盤に差し掛かり、今回の課題は半紙よりも長い紙の半切(ハンセツ)というものにある文章を”行書”で書きます。

何かお手本があってそれを真似るという「臨書」ではなく、文字の崩し方や大きさ、バランスなど一から自分で考えて書くという「創作」です。

 

<課題文字>

「星河不動天如水風露無聲月満楼」

 

<題材>

   陳安の詩

   七言二句

<読み>

   星河動かず 天水(てんみず)の如し 風露聲無く

   月楼も満つ

<意味>

   天空は水の如く澄んで 天の川は動かず そよ風に音もな

   く露落ちて 月光は高楼に満ちている

 

素敵な風景が思い浮かびます。

そして書いてみたのがこれ↓

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創作はこれまであまりやってこなかったけれど、自由人の私には向いているのかな。。。と楽しい気持ちで書き始めたけれど、自分の表現力の無さを痛感するばかりです。

 

「河」も「動」も「水」も表現がイマイチ、「風」ももう少し格好良くできないものか、見せ場の「聲(こえ)」ももっと大胆に書きたいのにしょぼいし、「満」も何か変、「楼」もどうだろう・・・など書いたものを部屋に飾り、しばらくの間眺めてみると駄目なところが目立ちます。

 

結局これでは提出したくない(先生からはこれで充分だよ言われたけれど)と思い、期限までもう少しあるので毎日構想を練って書き続けます。

 

色々考えながら何かに打ち込むことができる時間があることに感謝し、悲観せずにもうひと踏ん張りです。

いつかマシな作品ができるといいな♪

 

See you!